【中学受験の時事問題対策】子ども新聞は読まなくてもOK?裏面からでも意味がある理由

中学受験

こんにちは。
今回は我が家の「子ども新聞」についてお話しします。

うちは中学受験を控えている家庭ですが、
少しでも 時事問題に触れるきっかけ をつくろうと思い、
数年前から子ども新聞を取っています。


◆ 子ども新聞を取り始めた理由

正直、ニュースはテレビやスマホでも見られます。
でも、子ども自身が自分のペースで紙の新聞を手に取り、
好きな記事を眺める時間は、とても意味があると感じています。

新聞を家で広げるという行為そのものが、
「世の中にいろいろな情報がある」という意識づけになります。


◆ しかし現実は…裏面から読む!

届いた子ども新聞を我が子がどう読むかというと、
だいたい裏面からです。

子ども新聞の裏面には、アニメ、ゲーム、漫画など
子どもが好きそうな軽い記事が多いです。

親としては「せめて一面のニュースを見てほしい」と思いますが、
最初に手が伸びるのは、やっぱり裏面。


◆ 「一面から読め」は言わない

一面には社会問題、政治経済、国際情勢など、
難しめのテーマが並んでいます。

でも、裏面からでもいいから「新聞を開く習慣」が大切だと思っています。

私自身、子どもの頃に新聞を読んだ記憶がほとんどありません。

学校で時事問題を問われても、親に聞くかニュースを見ていないと答えられませんでした。

それを思えば、裏面だけでも自分から新聞を読むだけすごいです。


◆ 小さい文字まで読んでいるのか?

実際に「この記事全部読んだの?」と聞いてみると、
「題名だけ」「写真だけ」という答えが多いです。

でも、大人だって新聞をすみからすみまで読んでいる人は少ないでしょう。

大切なのは、興味を持ったことをきっかけに、
「知る」「調べる」行動につながること。


◆ 裏面からでも知識は広がる

裏面の記事は一見遊びのように見えても、
知識の入り口になります。

例えば人気ゲームの記事を読んでいて、
そのゲームの舞台が歴史的な場所だったら?
「どこにあるの?」「昔はどうなっていたの?」と
親子で調べるきっかけになります。

一面の政治経済を読ませようとしても、
興味がなければ何も残りません。

裏面の「好き」から広げるほうが、
子どもにとっては自然です。


◆ 我が家の子ども新聞ルール

ルールというほど堅いものではないですが、
家ではこんなふうに活用しています。

✅ 週1回、届いたらリビングに広げておく
✅ 「新聞読んだ?」とは言わない
✅ 親が「ここ面白かった」と一言だけ話題にする
✅ 子どもが話し出したらとことん聞く
✅ 読みたいところから読ませる
✅ 読んだ記事で疑問が出たら一緒に検索


◆ 1つ読んだら十分

正直に言えば、1ページ全部をしっかり読んでいるわけではありません。

でも、1つの記事でも「読んだ」「分かった」「もっと知りたい」があれば大成功。

我が家の場合、表面の固いニュースはあまり読まないものの、
裏面の科学のコラムや生き物の特集は結構ちゃんと読んでいます。

そこから「こういう仕事があるんだ」とか
「これってどうやって作るの?」と親に質問してくることもあります。


◆ 時事問題は結局、親が一緒に話す

子ども新聞だけに任せておけば、
自然に時事問題に強くなるわけではありません。

例えば選挙の話題があれば、
「大人はどうやって選ぶのか」
「なんで投票に行くのか」を会話にする。

ニュースで物価が上がった話があれば、
「なんで物の値段が上がるのか」を一緒に考える。

子ども新聞はあくまできっかけであり、
一番の教材は親との会話だと思っています。


◆ それでも習慣は強い

忙しいときは放置している週もあります。

でも、郵便受けに子ども新聞が届くと、
「お、今日新聞来たね」となる。

これだけでも十分。

「新聞=情報の入口」という認識ができているだけで、
成長してスマホでニュースを見るときも
「正しい情報を探そう」となると信じています。


◆ 親が見せる姿が一番の教材

子どもに「読め」と言う前に、
自分が新聞を読んでいますか?

スマホのニュースでもいいので、
「お父さん(お母さん)はこういうニュースを見たよ」と
話すだけで、子どもは自然と「ニュースは生活に必要なんだ」と思うはずです。

親が興味を持っていることを子どもは敏感に感じ取ります。


◆ まとめ:読ませようとしないで続ける

子ども新聞は「絶対に役に立つ」と思って取っていますが、
完璧を求めないのが一番。

全部読めなくても、裏面だけでもOK。

「読め」と言わず、リビングに置いておくだけ。

この気楽さが、長く続けるコツだと思います。

結果的に、中学受験の時事問題対策に大いに役立つと信じています。

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