【中学受験に圧倒的おすすめ】幼稚園からそろばんを始めて得られた“計算力”と“自信”

中学受験

■ 幼児期のサイコロ遊びがきっかけで、数の世界へ

子どもがまだ幼い頃、我が家では数に親しんでほしいという思いから、よくサイコロ遊びをしていました。

最初は1個のサイコロで「どっちが大きい?」というシンプルな勝負から始め、徐々に2つのサイコロで合計を比べるなど、数に触れる遊びを繰り返しました。

この遊びを通して、子どもは“数の大小”や“合計の感覚”を自然と身につけていきました。数の読み書きもできるようになり、「次はそろそろ何か習いごとを」と考えた時に浮かんだのが、そろばんでした。


■ まだ幼稚園児だけど、そろばん塾へ挑戦!

近所にそろばん教室があったので、思い切って見学へ行ってみました。正直なところ、そろばんは小学生からが対象という印象を持っていたので、幼稚園児で入塾できるかは不安でした。

でも、先生に相談してみたところ、

「1〜10までの数字が書けて、簡単な足し算ができるなら、試験的にやってみましょうか」

というお言葉をいただき、なんと幼稚園年長で入塾が許可されました。

最初はもちろん、小学生のお兄さん・お姉さんたちに圧倒されっぱなし。
スピードも理解力も、最初は大きな差がありました。後から入ってくる小学生たちに追い抜かれることもしばしば。

でも、それでも子どもは通うのを嫌がることなく、コツコツと地道に取り組み続けました


■ そして5年生で“日商検定1級”合格!

何年も継続するうちに、子どもは着実に力を伸ばしていきました。
最初はゆっくりだった計算も、次第に指の動きと頭の中の処理がシンクロして、見る見るうちにスピードアップ。

そして小学5年生のとき、ついに――
「日本商工会議所主催・珠算検定1級」に合格!

これは、いわゆる「そろばんの最終段階」ともいえるレベルです。

この頃には、足し算・引き算はもちろん、掛け算・割り算も暗算でほぼ瞬時に処理できるほどに。電卓よりも早い、というのも冗談ではありません。


■ 中学受験にそろばんが“圧倒的に有利”な理由

そして、そろばんの真の効果を実感するのが――中学受験です。

受験算数では、「ただ計算ができる」だけでは通用しません。
複雑な条件を整理し、論理的に組み立て、素早く正確に解答する力が求められます。

その中で、そろばんで身についた“計算の速さと正確さ”が、とにかく役立つ!

なぜなら、計算に時間がかからない=考える時間が増えるという大きな利点があるからです。

■ そろばん出身者の強み

  • 計算に戸惑わない
  • 試行錯誤がすぐできる(何通りも試すことが苦にならない)
  • 難問でも“答えを検証するスピード”がある
  • ミスが少ない=自信をもって問題に向き合える

特に、速くて正確な暗算力を持っていると、受験本番で焦りにくく、落ち着いて取り組めるのが強みです。


■ 家庭学習が効率化する!宿題の時間が短縮

そろばんの効果は、受験に限らず普段の学習でも大きなメリットを感じます。

たとえば、塾の算数の宿題でよくある計算プリント。

普通なら15〜20分かかるところを、我が子は5分で終了

その分、国語や理科・社会に多くの時間を割くことができます。
中学受験では4教科全体のバランスが重要なので、計算力のおかげで時間に余裕ができることは大きな武器になります。

また、苦手教科にじっくり取り組む時間が確保でき、ストレスや負担も少なく済んでいます。


■ 塾でも“計算係”として活躍中!

塾の授業では、先生が「この問題、答え出すのちょっと早く欲しいな…」という時に、
「○○くん、ちょっとお願い!」と計算係として頼られることが増えています。

周囲の友達からも「はやっ!」「すごいね!」と言われることも多く、
本人にとっては大きな自信に繋がっているようです。

「得意なことがある」って、子どもにとっては自己肯定感の源になりますよね。
これは受験に限らず、人生において非常に価値ある経験だと感じています。


■ そろばんは「数の感覚」と「論理的思考力」の土台になる

一見すると、そろばんは「昔ながらの習い事」「ただの計算練習」と思われがちですが、
実際にはもっと奥深い効果があります。

  • 数字をイメージで捉える力
  • 数のまとまり(位取り・繰り上がり)を直感的に理解する力
  • 複数の数字を同時に処理する集中力
  • 丁寧に積み重ねる姿勢

これらはすべて、思考力・分析力・注意力といった非認知能力の土台です。

一見“地味”に見えるそろばんですが、その本質は「数と向き合う力を育てる道具」だと私は思います。


■ 幼児からのそろばん、本当におすすめです!

振り返ってみると、そろばんを始めたきっかけは本当に些細なものでした。

  • 数字が読めるようになった
  • 数に興味が出てきた
  • 指を使う遊びが好きだった

でも、その小さなスタートが、今の中学受験に直結する大きな武器になっています。

「いつから始めるのがいいのか?」とよく聞かれますが、
我が家の経験では、幼児期からのスタートが本当におすすめです。

小さいうちは吸収も早く、そろばんの感覚を自然に身につけられます。
そして何より、コツコツと積み重ねて「できるようになる」喜びを知ることで、学習そのものに前向きになれます。


■ まとめ:そろばんは中学受験に効くだけじゃない!

  • 圧倒的な計算力
  • 勉強全体の効率化
  • 自信と達成感
  • 数と向き合う思考力
  • 他教科や日常生活にも役立つ感覚

これだけの力が身につくそろばん、
私としては、間違いなく「今の子にも必要な力を育てる習い事」だと感じています。

中学受験を考えているご家庭、特に計算に不安を感じている方には、
ぜひ一度、そろばんという選択肢を検討してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました