【わが家のショッピングモール活用法】子どもが育つ!買い物が学びと娯楽になる休日の過ごし方

生活

土日のお出かけといえば、ショッピングモールに行くご家庭も多いと思います。
わが家もその一つ。ですが、ちょっと他の家族とは違った「買い物の流れ」ができあがっています。

単なる消費や物欲を満たすだけの時間ではなく、学びや体験の時間として活用するようなスタイル。
今日はそんな、わが家の“ちょっと変わったショッピングモールでの過ごし方”をご紹介します。


■ まずは分担!「親子チーム」と「単独行動」

最近のショッピングモールはとにかく広い。
そこでわが家では、到着したらすぐに行動チームを分けます。

  • 私(お父さん)+子ども:本屋直行チーム
  • お母さん:自由行動チーム

このスタイルがとても心地いい。
お母さんは自分のペースで洋服や生活雑貨を見に行き、私と子どもは目的の本屋さんへ向かいます。


■ 本屋がわが家の“メインイベント”

わが家では、おもちゃ屋よりもゲームセンターよりも、本屋さんが圧倒的に人気です。

到着したらほぼ一目散に本屋へ直行。
道中にちょっと寄り道して、カルディで私が“おつまみ”を買わせてもらう程度(笑)。
本屋に着くと、ここからは子どもも私も夢中になります。


■ 本屋での「親子ルール」

私たちの本屋タイムには、いくつか“マイルール”があります。

まずひとつは、「漫画以外なら2冊までは購入OK」というルール。
娯楽だけでなく、知識や思考力を伸ばすような読書を大切にしたいという思いからです。

子どもは本屋に入ると、いつもチェックしているシリーズ棚を順番に巡回します。

  • 科学探偵 謎野真実シリーズ
  • 東大ナゾトレ(テレビでもおなじみ)
  • SCRAPのリアル脱出ゲーム本

この3つは、特にお気に入り。
「今回の巻はあるかな?」「新刊出てるかな?」と、まるで宝探しのように探し回ります。
気になる本があったら、一旦取り置きしておき、本屋の中ではしばらく別行動に切り替えます。


■ 私はアウトドア・PC本コーナーへ

私はというと、趣味のアウトドア本やガジェット・PC関係のコーナーで立ち読みタイム。
最近の大型書店は座って読めるスペースも用意されていて、これが本当にありがたい。
静かな空間で、自分の興味ある本をじっくり読めるのは至福の時間です。

子どももまた、自分のペースで児童書の棚に腰を下ろし、お気に入りの物語シリーズを読み進めています。
家族それぞれが、自分の“好き”に没頭する贅沢な時間。
これはショッピングモールならではの光景だなと感じます。


■ 時間がきたら再集合。「家族会議」で購入の可否を決定

本屋でそれぞれが過ごしていると、やがてお母さんからLINEが届きます。
「そろそろ集合しようか」「ちょっとプレゼンしたい服があるの」など、合図が来たら本屋タイムは終了。
キリのいいところで立ち読みを終え、レジで本を精算します。

その後、お母さんと合流。
ここからがまた、わが家のちょっと変わったポイントです。

お母さんが見つけた購入候補の服や小物について、「プレゼンタイム」が始まります。
気に入ったポイント、使い道、価格の妥当性、他の候補との比較などを、軽く説明してもらい、みんなで「買う?やめる?」を決定。

これが意外と盛り上がります(笑)。
子どもも「そっちの色の方がいいんじゃない?」とか「高すぎる気がする」と口を挟みながら、家族で消費行動を体験する場になっているのです。


■ 最後は食品売り場&“ご褒美アイス”

買い物が一通り終わったら、ショッピングモールの1階などにある食品売り場へ移動。
ここでもわが家の定番コースがあります。

  • お父さん:晩酌用のおつまみや珍味をチェック
  • お母さん:夕飯の買い出し
  • 子ども:帰り道に食べる「ご褒美アイス」を選ぶ

子どもにとっては、このアイスがあるからこそ、最後まで楽しく付き合ってくれるようなもの(笑)。

私「車でこぼさないで食べられるやつにしてね。」子「これなら、ギリギリセーフじゃん」なんて話しながら、冷凍庫の前でワイワイ選ぶのも楽しいです。


■ ゲームやおもちゃには意外と無関心

ここまで読んで、「あれ?ゲームセンターとか行かないの?」と思われた方もいるかもしれません。
実はうちの子、ショッピングモール内のゲームセンターやおもちゃ売り場には、ほとんど興味を示しません。

Switchは持っていますし、ゲームもそれなりに楽しんでいますが、
「モールに行ったら絶対ゲーム!」「おもちゃをねだる!」ということは不思議とありませんでした。

ゲームやおもちゃよりも、本のほうが断然魅力的だと感じているようです。
欲しいものがあっても、「誕生日かクリスマスの時に」と自分でセーブできるのも、親としてはとても助かっています。


■ まとめ:買い物の時間を“家族の学びと成長の場”に

日常のショッピングという、何気ない時間でも、ちょっとした工夫やルールで“教育的な時間”に変えることができると、わが家は感じています。

  • 家族で分担し、それぞれの時間を楽しむ
  • 本屋を“学びの場所”にする
  • 購入を話し合い、消費行動の判断力を育てる
  • ご褒美も含めてモチベーションをコントロールする

お金を使う行動を、親子で共有・相談しながら進めることで、子ども自身の選択力や金銭感覚も育っていくと思います。

ショッピングモールは、ただの買い物の場ではなく、
学び・楽しみ・家族の対話がそろった“総合教育空間”にもなる。

そんな風に捉えてみると、週末の過ごし方が少し変わって見えてくるかもしれませんね。

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