【両親は緊張屋でも子どもは堂々】人前で話せる子になる家庭の習慣とは?

小学生低学年(1~3年生)

こんにちは!
小学生の子どもを育てながら、中学受験を目指して日々奮闘している父親です。
今日は「両親は人前が苦手なのに、なぜか我が子は堂々と発表ができる」という、
わが家のちょっと不思議な体験談と考察を共有したいと思います。


緊張屋の両親、堂々とした我が子

我が家の夫婦は、そろって人前に立つのがあまり得意ではありません。
私は仕事でプレゼンなどはやりますが、正直、舞台の上に立つのは今でも心臓がバクバクします。
妻もどちらかといえば、人前で話すのは苦手なタイプです。

そんな両親を見て育った我が子は、当然似るのかと思いきや……
小学校に入ってからの息子は、
・全校集会での代表発表
・学年代表のスピーチ
・委員会活動の委員長
・学級会の進行役
などなど、人前に立つことに全く物怖じしません。

「お父さんはあがり症なのに、君はなんでそんなに堂々としているの?」と
聞いても、「うーん、別に緊張しないよ?」とケロッとしています。


一体なぜ?親と子でこんなに違うのは?

自分でも不思議で仕方がなくて、
「なぜ緊張しないのか」を家族で振り返ってみました。

すると、思い当たるのは「小さい頃からの習慣」や「家庭でのちょっとした方針」でした。


我が家がやってきた『堂々力』の土台

● 習い事を“親なし”で行かせた

我が子は、幼稚園の頃からそろばん、水泳、陸上と習い事をしてきました。
一つ共通しているのは、親が教室に付き添わないということです。

習い事の送り迎えはもちろんしますが、
教室の中までは親は入りません。

一人で先生に挨拶し、一人で指示を聞き、
一人で友達と関わって帰ってくる。

この「親がいない場で人と接する」というのが、
自立心と度胸を育てる一番の土台だったのではないかと思っています。


● 小さいことでも自分で言わせる

例えば、お店に行った時の注文。

ファストフードでもファミレスでも、
小さい頃から「自分で注文してみな」と言ってきました。

最初は緊張して声が小さかったですが、
慣れてくると「◯◯バーガー、ポテト、ジュース」と
自分の言葉でハキハキ頼めるようになりました。

些細なことですが、
「知らない人に自分で話しかける」という経験が
小さな自信の積み重ねになっていると思います。


● 学校で“役割”を任せる機会を尊重

学級委員に立候補したい、
学芸会で主役をやってみたい、
委員会で委員長をやりたい……。

子どもがこうしたことを言い出した時、
「失敗したらどうしよう」
「目立ちすぎると変なトラブルに巻き込まれるかも」
など、親として心配はありました。

でも、基本的には全て「いいんじゃない?やってみな!」と背中を押しました。

親が緊張屋だからこそ、子どもには経験させてあげたい、
という思いもあったのかもしれません。



『親が苦手でも子どもは堂々』の裏にあるもの

こうやって振り返ると、
人前で緊張しない子に育つには

✅ 小さい時から『自分で誰かに話す』習慣
✅ 親が何でも先回りしない
✅ 小さな成功体験を積ませる
✅ 親が全力でリアクションして褒める

このあたりが大きいと思います。


“習い事に一人で行かせる”が本当に効いた

そして、わが家の一番のポイントはやっぱりこれです。

一人で習い事に行かせる。

習い事って、ただ技術を学ぶだけじゃありません。

・親がいない環境で知らない先生に教わる
・年上の子、年下の子と交流する
・自分で準備する
・自分で忘れ物を思い出す

こうした全てが、自立心と度胸を育てる教材です。


親の心配を超えていく

正直に言うと、最初の頃は送り出す親の方が緊張していました。

「本当に一人で大丈夫かな?」
「迷惑をかけないかな?」
「泣いて帰ってこないかな?」

でも、子どもって親が思う以上にたくましいんですよね。

何かあれば相談してくれるし、
失敗しても一度やってみるからこそ成長する。

だから私は、「習い事に一人で行くことは最高の度胸練習だ」と思っています。


今では『人前に強い』が子どもの武器に

人前で話せることって、
中学受験でも必ず活きます。

塾のクラスで発表する、
グループ学習で仕切る、
ディスカッションで意見を言う。

すべてに自信を持って挑めるので、
自然と勉強も前向きになります。


これからも親は裏方で

親は緊張屋でもいいんです。

大事なのは、
「子どもにはやらせてみる勇気を持つこと」。

子どもが前に立った時、
親がドキドキしても、
本人が堂々と話している姿を見ると、
「これで良かった」と心から思えます。


『親は緊張屋でも子は堂々』にするために

最後にまとめると…

✅ 習い事は一人で通わせてみる
✅ お店の注文など、小さい場面で『自分で言わせる』を積み重ねる
✅ 家でもミニ発表会をする
✅ 親が先回りせず、やりたい役割は全部背中を押す
✅ 小さな成功体験をたくさん褒めてあげる

これだけで、親が人前苦手でも、
子どもはびっくりするくらい堂々とした性格に育っていきます。


【まとめ】親は見守る裏方でOK

もし「自分が人前が苦手だから…」と
お子さんの性格を心配している方がいたら、
ぜひ一度思い出してみてください。

親は裏方で十分です。

大切なのは、
✅ やらせてみる勇気
✅ 小さい場面で度胸をつける環境
✅ 経験を全力で褒める姿勢

これだけで、子どもはきっと堂々とした背中を見せてくれるはずです。


この記事が、同じように
「親はあがり症だけど子どもには堂々と育ってほしい」
と思っている方のヒントになれば幸いです。

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