【朝カツのすすめ】幼稚園から続けた朝の学習習慣が、小学生・中学受験にも効いてくる!

中学受験

わが家では、「朝の時間を有効に使う」という習慣=朝カツ(朝活動)を、子どもが幼稚園に通っていた頃から実践してきました。

「幼稚園児に朝活なんて大げさじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、これが思った以上に効果絶大。
しかも一度習慣にしてしまえば、その後も無理なく続けることができます。

そして、この「朝の30分」は、小学生になっても、中学受験に向けた塾通いが始まっても、大きな武器になります。

今回は、わが家で実際に行ってきた「幼稚園時代からの朝カツ生活」について、詳しくご紹介していきます。


■ 幼稚園バスのお迎えは9時すぎ。だから時間がある!

まず、前提としてわが家の生活スタイルについて。

通っていた幼稚園は、バスでの送迎がありました。
朝のバスのお迎えは9時10分ごろ。
そのため、子どもが起きてからバスに乗るまでの間にかなり余裕があるスケジュールでした。

もちろん、朝ごはんを食べたり、着替えたりといった準備はありますが、それをスムーズに済ませれば、30分〜40分ほどの“ぽっかり空いた時間”が生まれるのです。

この時間を、ただテレビを見たり、ダラダラ過ごすのではもったいない。
どうせなら、この時間を「学びの時間」に変えてしまおう!ということで、始めたのが「朝カツ」でした。


■ スマイルゼミを“朝の定番”にして習慣化

この朝の時間を活用するために取り入れたのが、「スマイルゼミ」でした。

スマイルゼミは、タブレット型の通信教育で、自分で操作しながら、アニメーション付きの解説や問題を解いていけるので、小さな子でも楽しく取り組むことができます。

実はスマイルゼミにも「幼児コース」がありますが、わが家ではあえて年長のときから小1コースを選んでスタートしました(※サポートセンターには問い合わせずに、1学年上で申し込み)。

最初は、ペンの使い方やなぞり書きなどが中心でしたが、だんだんと文字や数字の練習、ちょっとした文章問題なども含まれるようになっていきます。

このスマイルゼミを、朝起きてから幼稚園に行くまでの“定番”にすることで、「学ぶ習慣」が自然とできあがっていきました。


■ 朝カツの時間割(幼稚園時代)

わが家の朝カツは、こんな感じでした。

  • 7:00 起床(もちろん最初は眠そうに…)
  • 7:15~7:45 朝ごはん
  • 7:45~8:15 身支度、着替え
  • 8:15~ スマイルゼミ
  • 9:10 幼稚園バス乗車

最初は「毎日やる」のではなく、「できる日だけでもOK」というゆるいルールで始めましたが、次第に本人が「今日はどれをやろうかな?」とタブレットを開くようになり、完全に習慣化されました。


■ 小学生になっても朝カツは続く

この朝の学習習慣は、小学校に入ってからも途切れることはありませんでした。

小学生になると、登校時間は幼稚園よりも早くなります。
それでも、6時起床→7時朝食という流れを守ることで、ご飯の前に30分ほど朝の学習時間を確保できています。

この時間を使って、宿題の基礎トレをしたり、漢字練習をしたり、復習にあてたりと、朝のうちにやるべきことを一つでも終わらせておくと、その日がとてもラクになるんです。


■ 朝カツの最大のメリット:中学受験との相性が抜群!

小学校高学年になると、多くの子どもたちが中学受験に向けて塾に通い始めます。
そして、塾では毎日のように「基礎トレ」や「宿題」が出されるのが普通。

わが家も現在、中学受験に向けて学習を進めている真っ最中ですが、ここで「朝の勉強習慣があること」のありがたみを痛感しています。

塾の宿題には時間がかかるものも多く、夜だけでやろうとすると睡眠時間が削られたり、イライラしたりしてしまうこともあります。

でも、朝の時間に“基礎トレ”を終わらせておけば、夜は応用問題や読解、記述問題など、頭をしっかり使いたい内容に集中できる
これは本当に大きなアドバンテージです。


■ 朝は集中力が高い、誘惑が少ない

朝カツの魅力は、時間の確保だけではありません。

  • 家の中が静か
  • スマホもテレビもついていない
  • 友達とのLINEもない
  • 頭がスッキリしている

そんな環境だからこそ、短時間でも集中して学べるのです。
夜に30分勉強するのと、朝に30分やるのとでは、内容の定着度がまったく違うように感じます。


■ 1日30分で、年間180時間の差!

毎日たった30分。されど、30分。

1日30分の朝カツを1年続けると…
30分 × 365日 = 約182時間

年間で約180時間の学習時間を、他の子よりも多く確保できているということになります。
これは、かなりの差ですよね。

しかも、この時間を“苦痛”ではなく“日常”として自然にこなせているのが最大のポイント。
無理をしているわけではないから、続けられるし、嫌にならない。


■ 朝カツを続けるコツ

朝カツを続けるために、わが家で意識していることをいくつかご紹介します。

  • 起きる時間と寝る時間は固定する
     → 睡眠リズムが乱れると、朝に動けません
  • できない日は無理しない。週3日でもOK
     → 「毎日やらなきゃ!」は続かない元。できた日をカレンダーにシールで記録するのも◎
  • タイマーをセットする
     → 「30分だけ」と明確にすると、ダラダラせず取り組めます
  • 親も一緒にやる姿勢を見せる
     → 子どもが学習している間、私もスマホは見ず、本や新聞を読むようにしています

■ まとめ:朝カツは「一生の武器」になる

朝カツを幼稚園から始めて本当に良かったなと思うのは、
この生活スタイルが子ども自身にとって“当たり前”になっていることです。

これからもっと難しい課題に直面しても、きっとこの「朝の時間に静かにコツコツ取り組む力」は、本人の武器になるはず。
中学受験だけでなく、将来的な勉強や仕事でも、時間の使い方が上手な人になると思います。

朝カツは、難しくありません。
最初の1週間、まずは10分だけでもいいんです。
それが積み重なると、大きな差になります。

「うちの子にも、何か習慣をつけたいな」と思っている方は、ぜひ“朝カツ”から始めてみてください。

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