【中学受験】自習室に行く子、行かない子|モチベーションの差に悩む親のリアル

中学受験

今回は、最近私自身が感じた 「塾に通う子どもたちのモチベーション格差」 について書きたいと思います。


他の子の親と話して分かった衝撃の事実

先日、子どもが通う塾で、たまたま他の子のお父さんと立ち話をする機会がありました。

「最近どうですか?」
「宿題多いですよね〜」

そんな何気ない雑談から始まったのですが、話が進むにつれ、我が家にはない 「衝撃の勉強スタイル」 が明らかになりました。

そのご家庭の子どもは、塾のない日でも 自分から塾に行きたい と言うそうです。

目的は、分からないところを先生に質問するため。
質問が終わったら、そのまま自習室にこもって自習を続ける。
もちろん親が行けと言ったわけではなく、自分から。

正直、耳を疑いました。


うちの子の塾がない日のリアル

一方、わが家の現状はこうです。

塾がない日は、学校から帰ってきたらまず外で友達と遊びます。
これは息抜きとして大切だと思っているのでOK。

問題はその後です。

遊びから帰宅して、私が決めた分量の課題を 嫌々 やります。
わからない問題が出てくると、機嫌が悪くなるか半泣きになるか…。

一応「先生に聞いておいでよ」とは声をかけますが、
「そんなの無理」「恥ずかしい」と言って、結局自分で解決しない。

そして課題が終わると、すぐに YouTubeタイム

動画を見ながらゲラゲラ笑っているわが子を見ていると、
「まぁ、これが彼の息抜きだからな」と自分に言い聞かせるしかありません。


塾を開放しているなんて知らなかった

他の子の親御さんの話を聞いて初めて知ったのですが、
塾は塾がない日でも 自習室を開放している んですね。

先生も質問を受け付けてくれるらしく、
積極的な子どもはどんどん質問して、分からないところを潰していくのだとか。

「え、うちの子がそれを知ったら行くのかな…?」

いや、行かないだろうなと即座に思いました。

なぜなら、うちの子は 「分からないことを人に聞く」という習慣がない からです。


「分からないところを潰す子」が伸びる理由

塾の先生にも以前から言われていました。

「伸びる子は、自分で分からないところを先生に質問に来る子です。」

それは知っていましたが、実際に自習室に行ってまで積極的に質問し、
勉強している同年代の子の存在を聞くと、
「なるほどなぁ」と納得するしかありません。

わが子が成績を大きく伸ばせない理由が、
何となく分かった気がします。


子どものモチベーションの差に親はどう向き合う?

正直、我が子の今の塾での成績は悪くはありません。

でも、もっと上を目指すには 自主性 が必要なんだと痛感しました。

親がどれだけ課題を出しても、
結局 本人が自分で「知りたい、分かりたい」と思わないと限界がある んですよね。

ただ、この「やる気スイッチ」を親が無理やり押すのは不可能です。

「明日から塾の自習室に行きなさい」
「先生に質問してきなさい」

こう言ったところで、本人の性格はすぐに変わりません。


じゃあ、どうする?わが家が今やっていること

うちでは無理にモチベーションを変えるのは諦めています。

その代わりに、

  • 分からない問題が出たときは、できるだけ私がヒントを出す
  • 機嫌が悪くなりすぎる前に、気分転換させる
  • 完璧を求めすぎない

を心がけています。

子どもが質問できないなら、まず家で「お父さんに質問できる子」になるだけでも十分かなと。

もちろん親が教えすぎるのも良くないので、
ヒントを出して自分で気づかせるようにしています。


中学受験で一番大事なのは親子関係だと信じたい

最近思うのは、成績を上げることよりも、
親子関係が壊れないことのほうが大切 ということです。

塾に行っていれば、嫌でもある程度の学力はつきます。

でも、親子でギスギスして、
「勉強なんて嫌だ!親なんて嫌いだ!」となってしまったら意味がありません。

中学受験が終わった後も、
親子の信頼関係はずっと続きます。

だから、「もっとやれ!」と無理強いするより、
今のわが子のペースを受け入れるしかないのかなと。


それでも親の悩みは尽きない

分からないところを自習室で質問している子の話を聞くと、
正直羨ましいです。

「うちの子も、あんなふうに自分からやってくれたら…」
何度思ったか分かりません。

でも、それができないのがわが子の個性。

性格だから仕方ない部分もある。

そして、親ができるのは、
できないことに目を向けるよりも、
「今できることをどう伸ばすか」なのかなと思っています。


中学受験は親の忍耐力との戦い

中学受験は子どもの努力だけじゃなく、
親の忍耐力と観察力の勝負だと思います。

わが子に合ったやり方を探すこと。

すぐに結果は出ないけれど、
長い目で見て、いつか「やってよかった」と思える日が来ると信じること。

他の子と比べて焦りそうになりますが、
「うちはうち」でいいのかな、と。


まとめ|親の悩みは尽きない。でも子どもを信じるしかない

今回、他の子の話を聞いて「すごいなぁ」と思ったと同時に、
「わが家には無理だな」と痛感しました。

でも、それでいいのかもしれません。

人と比べるより、
わが子に合ったやり方で進めるしかない。

結局、子どもの受験は親の自己満足じゃなく、
子ども自身の成長のためのもの ですからね。

今日もわが子は、宿題を渋々やりながらYouTubeを見て笑っています。

それでもいいか、と思える自分でいたいです。

親の悩みは尽きませんが、
お互いに頑張りましょう!

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