【中学受験】勉強の習慣作りは親の仕事|無理なく続くわが家の勉強時間管理法

中学受験

こんにちは、当ブログでは「赤ちゃんから中学受験挑戦まで」をテーマに、
父親目線でリアルな子育てと受験準備の体験談を発信しています。

今回は、「勉強の習慣作り」についてわが家の実例を交えて書いてみたいと思います。


我が家の今の勉強スケジュール|6年生の場合

我が子は現在、小学校6年生で中学受験に挑戦中です。

塾には週4〜5日通っていて、平日も土日も勉強時間はしっかり確保していますが、
実はわが家では、ただ勉強時間を多くすることだけを重視しているわけではありません。

何よりも「続けられる習慣」「子どもの気持ちが壊れないこと」「親子関係を良好に保つこと」を大切にしています。


では、実際のスケジュールを紹介します。

【塾がある日】

  • 学校から帰宅 → お菓子を食べてすぐに塾へ
  • 帰宅後 → その日に習った内容を簡単に復習
  • 夜10時には消灯して寝る

【塾がない日(平日2日)】

  • 学校から帰宅 → 5時までは友達と外でしっかり遊ぶ
  • 帰宅後、お風呂 → ご飯ができるまで勉強
  • ご飯を食べ終わったら、少し休憩 → 8時まで勉強
  • 8時〜9時は自由時間(ゲームやマンガOK)
  • 夜9時には消灯

【土日のスケジュール】

  • 朝9時〜12時までは自宅で勉強
  • お昼を食べてから午後2時〜8時は塾で勉強
  • 帰宅後は軽く復習をして就寝

勉強時間は「途中で変えない」が鉄則

このスケジュールは、6年生に進級するタイミングで家族会議をして決めました。

「勉強の習慣作り」で大事なのは、
途中で時間をころころ変えないことだと思っています。

一度決めた時間をその日の気分で増やしたり減らしたりすると、
子どもとの信頼関係が崩れます。

「今日は少ないけど、明日は倍やってね!」と言われると、
大人だって気が重いですよね。

だからこそ、学年が上がるタイミングで
「今年はこれくらいの時間で頑張ろう」と
親子で約束するのが大切だと考えています。


課題量は「ちょうどよい」が正解|父親のさじ加減が重要

わが家では「時間×内容の量」を私が決めています。

時間を決めても、
内容が終わらないといじけて、だらだらモードになるので、
「この課題を終わらせたら今日はOK、時間になっても終了」という形にしています。

ここが父親の腕の見せ所です。

・多すぎると子どもは泣きたくなる
・少なすぎると親として不安
・難しすぎると嫌になる
・簡単すぎると伸びない

このバランスを見極めるのは本当に難しいですが、
塾の進度や模試の結果を見ながら、
「今の子どもにちょうどいい量」を考えます。

我が子は計算が得意なので、
算数の計算ドリルは最小限にして、
苦手な国語の記述を多めにしたりしています。


我が家の勉強時間は少ない?でも大事なのは量より継続

他の中学受験ブログやSNSを見ていると、
「毎日5時間!」「10時に寝てる場合じゃない!」
なんて話もたくさん出てきます。

わが家の 勉強時間はそこまで多くないほう だと思います。

「量が少ないと不安じゃないの?」と聞かれることもありますが、
わが家は「長時間詰め込むより、毎日無理なく続けられること」を優先しています。

勉強時間を多くすれば安心感はあります。
でもその分、子どものストレスは確実に増えます。

せっかく親子で頑張っているのに、
「もうやりたくない」「塾をやめたい」と爆発されてしまっては意味がないと思うのです。

だから、我が家のポリシーは
「親子の信頼関係>勉強時間の量」 です。


勉強時間を増やさないコツ|朝カツと習慣化

長時間やらない分、効率を上げるためにやっていることがあります。

それが「朝カツ」です。

わが家では、朝の時間を有効に使っています。

例えば塾がある日でも、朝は6時から7時まで(実際は40分程度)勉強しています。

朝は脳がフレッシュなので、短時間でも集中できます。

習慣として根付けば、
「朝はちょっと勉強してから学校へ行く」というルーティンができるので、
長期的に見ると大きな差になります。


親子関係を壊さない|わが家のルール

勉強の習慣を守るために、家族でいくつかルールを決めています。

勉強時間を途中で変えない
塾のない日は遊び時間を必ず確保
勉強が終わったら自由時間は何してもOK
課題が終われば親は口を出さない

これがあるからこそ、
「今日はテレビ見たいな」「YouTube見たいな」というときも
約束を守っていればOK。

親子でギスギスしないので、
勉強に向き合う時間もケンカになりません。


勉強の習慣作りは小学1年生からでもできる?

ここまで読むと、
「6年生だからできるんでしょ?」
と思われるかもしれません。

でもわが家では、習慣作りは小1のときからコツコツ始めました。

最初は15分のドリルだけ。

それができたら終わり、あとは一緒に遊んだり、お出かけしたり、
達成感を感じさせることで、少しずつ「勉強=苦痛ではない」と思わせてきました。

小1の15分が、小3で30分、小5で60分…と自然に増えていった感じです。


勉強の習慣をつくるのは親の仕事

勉強の習慣を作るのは大変です。

毎日の声かけ、課題設定、親の忍耐…。

でも、この土台を作らないと、
高学年になってから「さぁ今から毎日4時間やろう!」と言っても無理です。

無理なく毎日続ける習慣を、小さい頃から作っておく。
これが一番の「親の宿題」だと私は思っています。


勉強時間よりも大切なこと

中学受験の合否は、勉強時間だけで決まるわけではありません。

やる気、気持ち、体調、家族の関係…。

どれも大事です。

わが家では「子どもがつぶれない」「親もつぶれない」
これを最優先にして、今のスケジュールにたどり着きました。


まとめ|勉強時間の量より「毎日の安心感」

勉強の習慣作りに正解はありませんが、
わが家は 「無理のない量をコツコツ」 でここまで来ました。

たくさん勉強しているお子さんを見ると不安になることもあります。
でも、親子で決めたペースを信じて、
我が家流の習慣を大切にしていこうと思っています。

もしよければ、この記事が誰かのヒントになれば嬉しいです!

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